コラム”Ecoものづくり情報”

19. 1.10

■ 人には無限の可能性がある

 11月~12月、人に関する理解を深めていただくヒューマン特性として、「マズロー5つの欲求」「仕事の動機付け」「人間の本質(XーY 理論)」そして、「モーションマインド」について紹介をさせていただきました。

私は、人を理解して人を大切にする上で、教訓とする言葉があります。それは、「人には無限の可能性がある」という言葉です。 

 

 昨年10月コラムで 、「改善は無限」とお伝えしましたが、「人には無限の可能性がある」 という言葉も良く聞かれる言葉でもあります。松下電器(現、パナソニック)創業者の松下幸之助氏が、「“人間”を、宇宙や自然、社会の生成発展を実現するという“使命”を与えられた“主体者”であり、“事業の経営”というものは、そのような使命を実現するための手段であるということを明確にし、その使命実現のため人間には“無限の可能性が与えられている。」という人間観を展開され、人間の可能性を無限大に拡大しておられます。

また、京セラ創業者の稲森和夫氏「人間の能力は、努力し続けることによって、無限に拡がるのです。常に自分自身のもつ無限の可能性を信じ、勇気をもって挑戦するという姿勢が大切です。」とも言われています。

 

 私が人への関心と可能性を学んだ教訓書をご紹介させていただきます。旭山動物園にて、動物園の廃園の危機を救った、園長の小菅正夫氏の話題・出来事を紹介させて頂きます。

小菅氏は、動物園の動物紹介にて初めてワンポイントガイダンスを実施された時に、「さすがに彼にはできないだろう」と思う話をするのが苦手な若手飼育員が初めてのガイドをしました。彼はカンペを作って練習し、初日は汗だくだくになって説明をしていましたが、お客さんは上手ではない彼の説明を最後まで聞いてくれました。そして、ガイドが終わると、お客様は拍手喝采して「良かった、良かった」と言ってくれたのでした。 彼の真剣な姿がお客さんに伝わったのです。

その時に、「絶対にできない」と言われていた彼が、「あそこまでは

しゃべった」となって、さらに彼は、工夫して、しゃべらなくても良い

別のやり方(アライグマの行動展示)を始めて見付けてくれたので

した。

その「行動展示」が、動物園を救ってくれたのでした。この話は、

人の能力は無限に在って、多くの人が「持っている人の見えない

能力を知らないだけで、見付けようとしていない。」ことを教えて

くれています。 

 この話で、「見えない潜在能力を探りあてること」の大切さを知る

ことができ、さらに「誰も欠けない、不器用な人の頑張りが周囲を

変える。」ことに繋がるとの教訓となりました。

 

19. 1.25

■ 動作経済の原則

 前月、「モーションマインド」は、動作の良し悪しに関する「勘」のようなもので、ムリ・ムダ・ムラ動作を感知するセンスを持った人、「モーションマインドを持った人」がものづくり改善には大切です。とお伝えしました。

「モーションマインドを持った人」動作のムダ・ムリ・ムラを見付けて改善を行なっていくのですが、ムダ・ムり・ムラの改善ヒントとして、人の動きの改善を進める重要な原則として「動作経済の原則」「8つにムダ」がよく知られています。

 

 今回は、 「動作経済の原則」についての紹介です。

「動作経済の原則」は、疲労を最も少なくして、有用な仕事量を増すため、人間のエネルギーを有効に活用する方法に関する経験的な法則です。人のマインドを理解した上で、「動作経済の原則」に沿って改善を進めることが大切です。

「動作経済の原則」は、① 両手を同時に使う、② 動作の数を減らす、③ 距離を短くする、④ 動作を楽にする を基本としています。

そして、⑴ 動作能活用の原則、⑵ 動作料節約の原則、⑶ 動作法改善の原則が柱となっています。

「動作経済の原則」を考慮して、作業改善を進めていくことが、最もよくIE改善で使われています。

 ◎動作経済の法則

   ⑴ 動作能活用の原則

   ⑵ 動作料節約の原則

   ⑶ 動作法改善の原則

 

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