コラム”Ecoものづくり情報”

20.10.10

■ 省エネ革新活動のSTEP(3)

 省エネ革新活動を進めるにあたって、先ず革新/改善への想いを高め、『志』・変革への想いを強く持っていただくこと、そして第2STEPではエネルギー・生産現場の省エネ実態を掴み、「現状の把握・課題抽出」を行うことを紹介しました。とくに第2STEPは、「現場を観る」こと、『揺らぎ』、『診える化』見えないものを診る、あるべき姿とのギャップを診る、の大切さを少し時間を取って説明させていただきました。

 

 今回は、省エネ革新活動のSTEP(3)省エネルギーの改善アイデア・実行プラン取組です。

省エネルギーへの第3STEPは、①エネルギー管理体制課題と②現場で見つけた課題 を解決するための改善アイデアを抽出し、具体的な実行プランを探って行くためのステップです。実行プランや取組計画には、中長期取組計画、短期/年度取組計画、重要テーマ取組計画、プロジェクト活動計画等がありますが、取組計画での改善アイデア出しと実行プランづくりには、以下のSTEPになります。

 

◎省エネ改善アイデア出しと実行プランづくり

 ①課題の重要度、優先度にて、

   取組テーマを選定する。

 ②取組改善アイデアを複数案抽出する。

 ③改善アイデアの複数案より、取組目標に

   沿って最適な改善アイデアを絞り込む。

 ④改善アイデア・対応案を具現化し、

   取組計画にしていく。

 ⑤取組計画には、  

  ・取組目標(革新/改善内容、OUTPUT)

  ・課題(実態、現状、ギャップ)

  ・改善/対応案、取組案

  ・費用対効果目論見

  ・対応期日

  ・担当、責任者

  ・組織体制    

  ・条件整備    等を盛込みます。

  取組計画は、具体的な実行に向けての

  内容が記されていることが必要です。

図201010.png

20.10.25

■ 省エネ改善アイデア(1)

 省エネ革新活動のSTEP(2)は、あるべき姿とのギャップを診て、課題を見つけることですが、STEP(3)ではその課題を解決していくための改善アイデアを出して、実行プランを立て、課題を解決していかなければなりません。

正しく、効果的な改善アイデアを出して、その改善アイデアを実現することが重要なことになります。

 前月にもお伝えした通り、省エネ改善アイデア出しに向けてのステップは、①課題の重要度、優先度にて、取組テーマを選定する。②取組改善アイデアを複数案抽出する。③改善アイデアの複数案より、取組目標に沿って最適な改善アイデアを絞り込む。④改善アイデア・対応案を具現化 することですが、省エネ改善のアイデア出しには、

3つの方策からヒントを得ることが多くあります。

 

◎省エネ改善アイデア出しのヒント 

 1)省エネ対策ガイド、対策事例集など

   過去の経験、知見、英知、事例を活用すること。    

 2)RCRS(無くす、統合する、変換する、単純化する)手法、ムダ取り改善手法など

   5大ロス・七つのムダ取り・ロス低減視点を活用すること。

 3)最適化、揺らぎ取組など

   新たな視点、観点から革新案、改善案を着眼すること。 

 

 省エネ改善アイデアでの、過去の経験、知見、英知、事例の活用には、

九州電力㈱様の省エネ手法http://www.kyuden.co.jp/service_esco_save-electricity_economy.html

一般社団法人省エネルギーセンター様の省エネ診断事例https://www.shindan-net.jp/case/ をお奨めします。

図201025.png