コラム”Ecoものづくり情報”
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■ 改善の4原則=ECRS
Ecomo
Ecology&Economy manufacture optimization supporter
"Ecoものづくりサポーター”
エコモ研究所 宇田英夫
〒602-8148 京都府京都市上京区丸太町通堀川西入西丸太町185番地
京都二条ハイツ703
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携帯 080-3032-7213
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HP http://www.ecomouda.com
コラム”Ecoものづくり情報”
15.06.10
■「仕事の本質」
私達が行っている仕事の中には、様々なムダや余裕の仕事も一緒にして、仕事をしています。私達は普段そのムダや余裕を意識しませんし、見付ける努力も行っていません。
では、そのムダや余裕はなぜあるのでしょうか。
それは、ものごとには必ず「揺らぎ」があって、私達は、ムダや余裕を持って進めなければ「安心」して居られないからではないでしょうか。
「揺らぎ」とは、
平均量からの個々の値のズレで、不規則な変化をすることです。「揺らぎ」は日常的に私達が知らない中で起こっていて、「揺らぎ」が特に大きく変化をした時には「異常」となって、私達の目にも見ることができたり、知ることになります。
工場での「揺らぎ」は、異常が起こる前の私達が知らないQ(品質)
・C(コスト・生産性)・D(納期)・E(環境)・S(安全安心)の変化であ
って、「揺らぎ」があることが、ムダ・余裕として改善ができる領域が
あることになります。
そのムダや余裕を知って、「揺らぎ」を少なくして行くことができれば、
ムダや余裕の領域を減らして、本来の「安心」へと進めることができ
るようになります。
仕事の本質を考え、「揺らぎ」の要素・要因・因子を知って、「揺らぎ」
を抑え、ムダを無くしていく、そして、安心して余裕領域を少なくして
行くことが、本当に必要な仕事=「価値ある仕事」を進めていくこと
ができます。
「仕事の本質」とは、
本当に必要な仕事=「価値ある仕事」を行って、更により創造的な
ことを知恵・工夫を入れて、着々と進めて行く、そして、人々の「健康
・健全で幸せ」な職場・工場・社会をつくって貢献して行くことなので
はないでしょうか。
「揺らぎ」を知って、ムダや余裕を安心して少なくし、仕事の価値を
高めていくことが「仕事の価値を最大化する」ことなのです。
15.06.25
■見えないものを感じる・・・『揺らぎ』
『揺らぎ』とは
平均量からの個々の値のズレで、不規則な変化をすることです。
『揺らぎ』は日常的に私達が知らない中で起こっていて, 「揺らぎ」が特に大きく変化をした時に「異常」となって、
私達の目にも見ることができたり、知ることになります。
『揺らぎ』は、日常的に起こっている変化ですが、私達が感じることができていない(少なくなっている)ものです。
日常の中で、変化の在るとき、無いとき(大きいとき、少ないとき)を知って、その要因・因子・原因を知ることから
『揺らぎ』を小さくする改善へのチャンスをもらうことができると思います。
その意味で、『揺らぎ』の在るとき、無いときを感じることや、知る『診える化』の計測データも重要と思います。
そのことを私は、工場の『診える化』 と『最適化』Eco活動にて教えてもらうことになりました。
『診える化』の計測(データ)は、改善を進める上において
重要で大切なものですが、ただそのデータが本当に活か
されているか? データを何のために捕っているか?
データは取っているが、その捕ったデータの価値をまだ
まだ高められるのではないか?
FEMS、BEMS等にて電力・環境・生産性・品質データ等
を計測・測定することは何のために?何をするために?
をもっと意識して、改善に繋げるためにデータから何を
感じるかを知って、価値を高めていただきたいのです。
私は、データから教えてもらうことを意識し、データから
事象・現象(要因・因子・原因)を探っています。
大きな『揺らぎ』の在るとき、無いときを比較し、3現主義
で、「現場・現物・現実」をもっと良く観て、『原理・原則』に
沿って改善を進めて行くことが、現場改善=最適化へと
近づいていくと強く感じています。
データ=『揺らぎ』は、現場へ行くこと、現物・現実を良く
観ることへのシグナルだと思います。
データをシンプルにし、感じられるようにして、もっとデータ
が活かされるように、データとともに「現場・現物・現実」を
観て、改善を速く進めていただきたいものです。