■「強い現場」をつくる

コラム”Ecoものづくり情報”

16.03.10

 私がお伝えしたいことは、『診える化』と『最適化』そして『強い現場』・『強い工場』をつくっていくことへの“想い”です。
企業は経営資源を最大限に活かし、事業を成長・拡大していくために、ビジョン・事業戦略・オペレーション(実行力)が重要とされています。そのビジョン(志・夢)とともに、オペレーション(実行力)も重要な要素で、改善・革新を進めることができる実行力としての「現場力」=「強い現場」が大切ではないかと思います。
その「現場力」は、
 ①意識、意欲とスキル・技術が「成長」し続ける力
 ②仕事の価値や顧客・社会への貢献を「成果」として出し続ける力
 ③日々起こっている現場・工場の様々な問題や課題を速く解決していく問題解決能力
が必要となってきます。「問題解決能力」を高め、工場で起こる様々な問題と課題を解決し、会社・顧客・社会に貢献できる職場が『強い現場』です。
 
 さて、問題とは求める基準・規格・標準に対する現状とのギャップを言います。
「見える化」にて、基準・規格・標準との比較ができ、そのギャップを知ることができ、そしてそのギャップを埋め、基準内・規格内・標準にしていく力が「現場力」です。 それゆえに、工場での問題を解決するには、先ずは基準・規格・標準を決めていかなければなりません。そして、その基準・規格・標準と現実・現状とのギャップを埋めていくために、4M(人・設備・材料・工法)+E(環境)の変動を知って、「働き易い職場・働き易い環境」をつくるようにしていくことです。
そして課題は、「見えないギャップ・見えていない問題」です。「あるべき姿」と現状とのギャップを「課題」と言うことになります。その「あるべき姿」は、“想い・志”から出来るもので、“想い・志”は普段は見えていないものですが、“想い・志”を『診える化』して、現場・職場の課題が解決して行ければどんどんと高次に昇華していくものです。
 「強い現場」をつくって行くために、「強い現場」がどのような状態になっているかを考えていただくことが大切です。
 
私が考える「強い現場」 は、
 ・「現場力」が高いイキイキとした職場
 ・仕事の価値を高め「成果」を出し続ける
 ・意欲、意識とスキル、技術が「成長」し続ける
 ・課題、問題解決能力のスピードが速く、高い
 ・「職場」を大切にし、コミュニケーション、風通しが良い
 ・想い、志を持って挑戦し、自己実現に頑張っている
 ・当たり前のこと、やるべきこと、決めたことを行う  等で
 
「あるべき姿」を形あるものにしていくこと、「あるべき姿」を定めていかなければいつまでたっても課題を詰めていくことができないのです。「あるべき姿」を夢・ビジョンにして形とし、そのギャップを『診える化』していくことが、課題解決への第一歩となります。
 

16.03.25

■『最適化』 のPDCA

 「強い現場」をつくり上げて行くには、“志”“強い想い”を持ち続けながら実現していく力=実行力が必要となります。その実行力を速め、高めていくためには、実行するための知識・意欲・能力を高めていく必要があり、更に、よく知られているPDCA(PLAN・DO・CHECK・ACTION)を速く回すためのスキル(技能・技術)を高め、行動していくことが重要なります。
会社・事業・仕事・人が「成長」を続け、「成果」を出して、『強い現場』『強い工場』をつくるために、“想い”を持ち続け、素早い行動を着々と進めることがとても大切になります。
 
そこで、以下の『最適化』のPDCAを速く回して、会社・事業・仕事・人のスパイラルアップを進めてください。
  ① 夢を与え
  ② やり易い、働き易い環境をつくり
  ③ 関心をもって見守り、必要な時には相談にのって
  ④ 成果に繋げ、展開を進める