コラム”Ecoものづくり情報”

20.01.10

■ ”Ecoものづくり”への想い

 2015年3月から始めましたEcomoホームページコラムも5年が過ぎ、コラム数は116件になりました。

私がEcomo=“Ecoものづくり”サポートを始めたのは2014年1月で、“Ecoものづくり”を応援したいとの想いからでした。その出発点ともなるEco活動・省エネ改善取組に目覚めたのは、2011年10月からの省エネ環境改善プロジェクト活動からでした。省エネ環境改善プロジェクト活動にて、今までに感じることが少なかった、感じることのなかった省エネ・環境改善取組とは「どのようなことか」の本質について少しづつですが考えるようになったのです。

その内容について、2013年省エネ大賞の受賞をしました、『診える化』による工場の『最適化』Eco活動と2015年にまとめました、「工場の『診える化』と『最適化』、『見えないものを診る』力で工場のものづくり革新を進める」の書籍(冊子)にて紹介をさせていただきました。

多くの方々に『診える化』と『最適化』を知っていただきたいとの想いから5年が過ぎ、Eco活動への“想い”をもう一度振り返って、新たな“想い”を積み上げたいと思います。

 

 

『診える化』と『最適化』は、私の基本理念となっているものです。

『診える化』は、

 ・見えないものを診て、

   本当に大切なものを知ること

 ・「あるべき姿」とのギャップを知って、

   何をしなければならないかを知ること   です。

『最適化』

 ・全てのこと(要素・要因・事象)を大切にして、

   全てが少しづつ良くなって、

   「健康・健全で幸せ」になっていくこと   です。

“Ecoものづくり”=エコロジー&エコノミー“ものづくり”は、

「全てを大切にする“ものづくり”」です。

私は、『診える化』と『最適化』が、

「大切なものを活かしたものづくり革新」へと繋いでくれ、

皆さんの職場・会社・家庭・社会が「健康・健全で幸せ」

になっていくものと強く想っています。

是非とも多くの皆さんに知っていただきたいと願っています。

図200110.png

20.01.25

■ 『診える化』への想い

 今回は、『診える化』についての想いです。

私が言っています『診える化』とは、2つの意味を持っています。「見えないものを診る」と「あるべき姿とのギャップを診る」です。『診える化』は、①見えないものを診て、本当に大切なものを知る ②「あるべき姿」とのギャップを知って、何をしなければならないかを知る ことです。2015年11月コラムにも紹介をさせていただいていますので、時間が許せば見てください。

 

 さて、ネットで『診える化』を検索しても、「見える化、可視化」はよく知られていて検索も多数でましたが、私が言っている『診える化』はヒットしませんでした。もう少し、『診える化』を広げていくことが必要なのでしょう。

 

 『診える化』について私は、品質改善活動にて「『診える化』取組を進めてください。」といつも言っています。

従来の不良対策、歩留まり改善では、品質工学・FMEA・FTAやQC7つ道・品質改善手法で不良改善・歩留り改善を進めていきます。しかし、忙しいが由に、大切な5ゲン主義(現場・現物・現実・原理・原則)をおろそかにしていることが多くなっているようです。品質の『診える化』取組では、品質データ(歩留り・不良率)を「見える化」して、異常=4M+Eの大きな揺らぎから、5ゲン主義で、本質要因=真因を探って行く手法です。「不良」と言う見えない、感じていない不具合要因=真因を見付けていくことになります。

「見えないものを診る」は、真実を見付ける探求心でもって、5ゲン主義に立ち返り、本質を探って行くことです。

 

 「見えないものを診る」でもう一つの事例話があります。

私は、ときどきバードウオッチングをしますが、

鳥は探そうとしなければ見付けることができません。

鳥は森や木や枝に隠れていることが多いからです。

「見付けようとする人にのみ、鳥は姿を見せてくれるのです。」

鳥に興味を持って、鳥の形・大きさ・色・脚・羽根・巣・習性など

鳥をよく観察することで、鳥をよく知り、新たな発見ができます。

品質改善も本質を知ることも、知りたいことへの興味と探求心

から取組が始まるものでしょう。

 

 「見えないものを診る」意識が無ければ、真因・本質・大切

なものは見付けることはできないのです。

『診える化』は、大切なものを探る“想い”からの始まりです。

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