コラム”Ecoものづくり情報”
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■ 改善の4原則=ECRS
Ecomo
Ecology&Economy manufacture optimization supporter
"Ecoものづくりサポーター”
エコモ研究所 宇田英夫
〒602-8148 京都府京都市上京区丸太町通堀川西入西丸太町185番地
京都二条ハイツ703
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携帯 080-3032-7213
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HP http://www.ecomouda.com
コラム更新歴
・『品質』とは
・”工場ものづくり”品質レベル
・「品質改善」とは
・品質改善の王道
・「品質革新」とは
・「品質革新」のアプローチ
・「良品」、「不良品」は
・「良品」をつくる
・「品質を工程でつくり込む」
・「品質」をつくり込むポイント
・「良品条件」とは
・「品質をつくり込む」ために
・4M+Eを『最適化』する
・不良は流さない
コラム”品質改善”
17.02.10
■『品質』とは
“工場のものづくり”を高めていくことは、 「強い現場・強い工場」をつくり上げていくことです。
”ものづくり“の中で重要な要素は、Q(品質)・C(コスト、生産性)・D(納期)・E(環境)・S(安全安心)・H(健康、健全)です。今月から、その中で品質(Q)と生産性(C)についてお話をさせていただきたいと思います。
工場や”ものづくり“現場では、”ものづくり“の基本思想となる「品質第一」と「安全第一」が唱えられています。
工場や”ものづくり“現場は、マズローの欲求5段階の生理的(基本的)欲求が満たされて、次なる「安全の欲求」が叶えられる「安全第一」が最も大切です。工場や”ものづくり“の働く現場が、安全安心できるように、ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)の通り、大きなケガや事故は勿論起こらない様に、軽微な事故・軽微なケガを無くし、更にヒヤリハットする事象を減らしていくことが「安全第一」の取組みです。
さて今回の本題、『品質』です。
先ず、皆さんが考えて居られる『品質』とは何ですか?
多くの方は、手にする商品・製品の「品物の質」で、その「品物の質」が良いこと、商品・製品を満足することが、「品質が良い」と捉えられていると思います。また、工場、“ものづくり”現場でも多くの方は、『品質』は「品物の質」と捉えて、製品にクレームがない様に、顧客に喜んでいただける様に、設計・製造・出荷の“ものづくり”を進めて居られます。
・シンプル・イズ・ベスト
・『5ゲン主義』で改善する
・本質要因、真因
・「なぜ、なぜ分析」
・「なぜ、なぜ分析」の本質
・「処置」と「対策」
・品質データの『診える化』
・『診える化』改善STEP
・「品質管理」と「品質改善」
・[品質技能」と「品質技術」
・「ポカミス」
・ポカミス対策、ポカヨケ
・品質への想い
・「品室への想い」
・品質コミュニケーション
・品質人財育成
私が捉える工場、ものづくり現場の『品質』は、
「仕事の質」、「人の質」 です。
「商品の質」はあくまで結果で在って、本当に大切なことは、その商品をつくる工程・作業に携わる「人の質」と「仕事の質」が良くて、高まっていくことが重要です。
「良い人」がつくった商品・製品は、「良いもの」ができるからです。
「良くない気持ちを持った人」がつくったものは、本当に良い商品は出来ることが在りません。また、“工場のものづくり”現場がその要素要因となる4M+Eが、悪い状況・悪い状態になっていれば、良いものはつくり上げることはできません。
「良い商品、製品」をつくるには、「人の質」を先ず高めることが大切です。
そして、“工場のものづくり”現場が、「良い状況・良い状態」になっていることが大切で、更に、顧客が喜んでもらえるように、「顧客満足・顧客第一」にして、顧客に質の高い「価値を提供」していくことが、「仕事の質」を高めていくことになります。