コラム”Ecoものづくり情報”
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■ 改善の4原則=ECRS
Ecomo
Ecology&Economy manufacture optimization supporter
"Ecoものづくりサポーター”
エコモ研究所 宇田英夫
〒602-8148 京都府京都市上京区丸太町通堀川西入西丸太町185番地
京都二条ハイツ703
TEL 075-756-3353
携帯 080-3032-7213
Email ecomouda@ab.auone-net.jp
HP http://www.ecomouda.com
コラム更新歴
コラム”Ecoものづくり情報”
21.05.10
■ 省エネ革新活動を通じて
省エネ革新活動をされると、必ずや活動を通して学び・知見・教訓・成果が在るものです。
2010年10月から私が経験したオムロン株式会社綾部工場での「省エネ」取組、省エネ革新活動について、取組事例を交えてそのポイント等を工場見学やセミナーにて紹介をさせていただくことができました。2014年の省エネセミナーで紹介させていただきました省エネ・環境・Eco活動を通じて得られた8項目と成果の内容は以下の通りです。
◆省エネ・環境・Eco活動を通じて得られたこと
①「見える化」の価値と「気付き」からの改善サイクル
②常時監視、一元監視による『診える化』取組
③省エネ・環境・品質・生産性・安全安心『最適化』取組
④ビジョンづくり、あるべき姿、目標設定
⑤改善領域と革新取組
⑥『診える化』取組による投資対効果、戦略投資
⑦ファシリティとファクトリーの繋ぎ取組
⑧QCD+ES+Hの『診える化』取組=“Ecoものづくり”
革新取組をされた時には必ず、学び・知見・教訓・成果が在りますので、是非とも省エネ革新活動を取組まれることをお奨めします。
21.05.25
■ これからの省エネ革新活動へ
2020年3月から私の経験した工場の「省エネ」取組と、これから進めて頂きたい省エネ革新活動を紹介させていただきました。省エネテーマも30回目となり、「これからの省エネ革新活動へ」について述べさせていただき、省エネテーマを今回にて一区切りとさせていただきます。
さて、これからの省エネ革新活動は、やはりIOT(Internet of Things)やAI(人工知能)の活用が益々広まっていくでしょう。工場の省エネ取組について今までも紹介してきましたが、エネルギー原単位を基に、エネルギー・品質・環境等の監視をさらに進め、『診える化』を行い、『最適化』を求め、ネットワーク・IOT活用によるエネルギー制御を進めて頂くことが重要となります。
また、オムロン株式会社様の「省エネセミナー」でも、センシング(計測監視)とともに、情報と『診える化』の繋ぎとなるツール・システム・仕掛けが重要なこと、その上でIOT・AIの活用があると思います。その概要内容については、下記資料を参考にしていただき、ネットワーク・IOT・AI活用にて、これからの省エネ革新活動を進めていただきたいものです。
最後に、その中で最も大切にしていただきたいことは、「見えないものを診る」ことの視点をいつも持っていただくことです。今までは気付かなかったことや本当に大切なことを活かし育てていくこと、エネルギーを大切にすることで、「真の省エネ」活動が進み、『最適化』されていきます。
「見えないものを診る」=『診える化』を大切にし、『最適化』を進めるために、IOT・AIを活用し、省エネ革新活動を進めて頂くことを切に願っています。