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コラム”Ecoものづくり情報”

19. 5.10

■ 「仕事」 への想い

​ 2018年5月から「ものづくり」とは、IEとは、ヒューマン特性、IE改善の進め方、3ム(ムリ・ムダ・ムラ)、改善の4原則などについてこの1年間で紹介させて頂きました。また、2015年から始めたコラムも100回を超えさせていただいたことより、今月はIE改善から少し離れた「ものづくり」に関わる私の“想い”、考え方を紹介させて頂きたいと思います。

 

 では、「仕事」についてです。皆さんが行われている「仕事」には、価値がある=付加価値となる「業務」と併せて、ムダや余裕の「改善領域」とが一緒になって、一般的には「仕事」とされています。

以前にも「ムダ」については、ムリ・ムダ・ムラでも紹介をさせていただきましたが、「ムダ」とは意味なく行なっていることで、作業・仕事を行なうことで、悪くしている内容のことです。そして「余裕」は、本来の狙い・効果を果たしていない作業・仕事で、あまりや揺らぎの内容のです。ムダや余裕の改善領域は、一般的に仕事の30%を占めている私は思っています。いや私は確信をしています。

 

 よって、「仕事」には、価値の在る業務ムダや余裕の改善領域を必ず持っているですから、ムダや余裕の改善を行なうことによって、価値の在る業務は自ずと多くなっていきます。

私は、「仕事とは、減らして行くことが仕事です。」とよく言っています。その言葉の本当の想い、意味することは、「ムダや余裕の価値が無い仕事を減らしていただき、価値の在る仕事としていただきたい。そして、ゆとりのある時間をつくって、持って、更に価値を高めることができる創造的な仕事を増やして頂きたい。」と願っているのです。是非、皆さんの仕事の改善領域を探って頂きたいのです。

図190510.png

19. 5.25

■ 「仕事」 への想い

 前回コラムでは、「仕事」への想いにつてお話させていただきました。今回は私の“人づくり”への想いについてお話させていただきます。

2017年2月コラムで、『品質』を良くしていくには、「仕事の質」と「人の質」を高めていくことが重要であることをお伝えました。その中で、「良い人」がつくった商品・製品は、「良いもの」ができるからです。「良くない気持ちを持った人」がつくったものは、本当に「良い商品」は出来ることが在りません。「良い商品、製品」をつくるには、「人の質」を先ず高めることが大切です。とお話させていただきました。

そして前回、「仕事」への想いの中で、「仕事」の価値と本質についても述べさせていただきましたが、「仕事の質」を高めていくには、仕事を改善(変革)していくことで、標準化・指導・育成・改善(変革)のサイクルを速く回していく、「仕事の質」を良くしていくことと考えています。

 

 さて、“ものづくり”について最も大切にしていただきたいことは、「“ものづくり”は“人づくり”」であると言うことです。2018年11月、12月コラムで、「改善を進めるにはヒューマン特性を知って、“人”を良く理解した上で、無理のない、理に適った改善取組を進めて行くことが大切です。」と説明させていただきました。また、「人には無限の可能性がある」ともお伝えしていますが、皆さんの無限の可能性を信じて、勇気をもって挑戦するという姿勢を大切にしていただき、様々な経験を通して、“人”が育っていくことがとても重要と思っています。

“ものづくり”は“人づくり”です。そして、「人の質」を良くするには、「良い人」を育てていくことです。

「良い人」が育っていくには、人財教育・育成・自律のステップを進めて行くことと考えます。

 

「良い人」を育てていくには、

 1.考え方を育てる。併せて知識、技術、スキルを育てること

 2.チャレンジ精神を育て、創造性を育んでいく

 3.コミュニティーづくりとともに、発展・進化し続けていくこと  です。

図190525.png
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