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コラム”Ecoものづくり情報”

16.06.10

■「現場力」

 企業は、事業を成長・拡大していくために経営資源を最大限に活かす“ビジョン・事業戦略・オペレーション(実行力)”が重要とされています。私は、その中でもビジョン(志・夢)とともに、オペレーション(実行力)も重要な要素の一つで、改善・革新を進めることができる「現場力」が大切と思っています。

 

その「現場力」は、 

 ①意識、意欲とスキル・技術が「成長」し続ける力

 ②仕事の価値や顧客・社会への貢献を「成果」として出し続ける力

で、「現場力」を測るものさしは、ビジョン・競争力・実行力(達成度)と思っています。

その「現場力」を高めるには、先ず自らの「現場力」がどのような状況に在るかを知り、やるべきことを考え、少しずつやるべきことを行っていくことが必要です。

「現場力」を高めて行くには、

「あるべき姿」への“志・想い・夢・ビジョン”を持って、「あるべき姿」と現状とのギャップを知って、ギャップを埋めるための工夫を行い、全員参加の「課題解決能力」を付けていくことが重要です。

 

そうして、『診える化』と『最適化』を意識して、ものごとの本質を診て、ギャップ・課題をみんなで少しずつ良くしていくこと、全てが良くなっていくことで、現場が強くなっていきます。

 

「強い現場」は直ぐにはつくりあげていくことはできません。

“想い”と「行動」を着々と進め、更に進化させ、深耕し、広げていくことから、「現場力」は育っていくことになります。 

「強い現場」をつくることは、「健康で健全な行動を通じ、幸せになる」ことです。

 

日本のものづくりが、職場・現場の「成長」と「成果」に繋がり、広く社会への貢献に繋がっていくことを期待し、皆様の“ものづくり”「現場力」が強くなっていくことを信じて止みません。

16.06.25 

■「仕事の5S」

 仕事の価値を高め、効果的に仕事を進めていくには、やはり定石・正しいやり方を知って、着々と「当たり前のこと」を進めることが重要で、その「当たり前のこと」を知った上で、必要な創意・工夫を加えて取組んでいくことが大切なことです。 

 

私は40数年生産技術・製造技術に携わり、ものづくり現場で改善・革新活動をさせて頂きましたが、仕事の定石・進め方の定石・考え方で学んだことが在ります。

それは「仕事の5S」です。

ものづくり現場では、5S=整理・整頓・清掃・清潔・躾はよく知られていることで、「現場力」をの高める上でも基本となる重要なことです。そして、もう一つの5Sとして「仕事の5S」を知っていただき、ものづくり現場を速く良い状況・良い状態にして頂ければ嬉しいです。

では、仕事の進め方ポイントの考え方・進め方として「仕事の5S」を紹介させていただきます。

「仕事の5S」とは 

  

 ①Simple  (簡単・簡潔)

 ②Slim    (スリム・小さく)

 ③Speed   (素早く)

 ④Safety   (安全・安心)

 ⑤Standard (標準・基準化)

 

 次回からもう少し詳しい内容を

 お話をさせていただきます。

 

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