コラム”Ecoものづくり情報”
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■ 改善の4原則=ECRS
Ecomo
Ecology&Economy manufacture optimization supporter
"Ecoものづくりサポーター”
エコモ研究所 宇田英夫
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京都二条ハイツ703
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コラム”Ecoものづくり情報”
20.05.10
■ 省エネ革新活動のSTEP
前月は、「一般的な省エネ取組」と、私がお薦めする「省エネ取組」について紹介をさせていただきました。
「省エネ取組の本質」を見据えた「省エネ取組」は、エネルギー使用、利用を診て、エネルギーのムリ・ムダ・ムラを見付け、改善する取組です。
今回から、私がお薦めする「省エネ取組」について数回にわたって詳しく紹介させていただきます。
私が進めていただきたい「省エネ取組」は、「省エネ革新活動」です。
皆さんにその「省エネ革新活動のSTEP」の概要をまず知っていただき、少しでも今までとは違った視点。観点をもった「省エネ革新活動」を進めていただきたいと強く願っています。
「省エネ革新活動のSTEP」は、次のようなステップになります。
STEP(1) ・・・ 革新/改善の想い を高める。
STEP(2) ・・・ 現状把握、課題抽出 を行う。
STEP(3) ・・・ 改善アイデア、実行プラン を創る。
STEP(4) ・・・ 活動実行、推進フォロー を進める
STEP(5) ・・・ 成果、学び、深耕/拡充 を行う。
20.05.25
■ 省エネ革新活動のSTEP(1)
「省エネ革新活動のSTEP」の先ずはじめにしていただくことは、皆さんの省エネ取組への”革新/改善への想いを高める“ことです。省エネ革新活動のSTEP(1)は、革新/改善への想いを高め、『志』・変革への想いを強く持つことができ、その”想い“を皆さんが持ち続けられるようになることが最も重要なことになります。
なぜ、省エネ取組の革新/改善への想いを高め、『志』・変革への想いが重要なことなのでしょうか?。
『志』とは、「士(師)の心」と書きますが、師匠の追い求めたもの(心、あるべき姿)を求め続けることと私は思っています。『志』とは、何のためにやるか?、何のために働くか?、何を目指すか?等、自らの高い“想い”を明確にし、示し、行うことです。2015年4月コラム 『志』を持っての中にも紹介をさせていただきましたが、私が改善・革新活動の『最適化』“Ecoものづくり”を通して、 『志』・変革への想いを持って取組むことで、改善・変革取組の進め方や学び、成果は大きく変わってくることを痛感しました。
私が体得したことは、「省エネ(エネルギーの使用量低減)は、30%~50%は眠っている、できる。」と言うことです。皆さんの省エネ革新活動取組の中でも、大きな成果・学び・教訓を得ていただきたく、先ずは省エネ取組の革新/改善への想いを高め、『志』・変革への想いを持っていただくことをお願いします。
また、“想い”『志』を見える形にしたものが、“あるべき姿・夢・ビジョン”です。
『志』が高ければ高いほど、改善は着々と進んで行き易くなって、結果として成果も高くなります。また、そのことで多くの学びや知見・教訓を得ていく機会が増えていきます。『志』=あるべき姿(目標)への想いを持ち続けて、着々と進めて行けば、いつか大きな変化、変革に繋がり、チャレンジ目標を成し遂げることができます。
皆さんが先ず、“あるべき姿”を想い、「やりたいこと・やるべきこと」を明確にする、“革新への想い・ビジョン”を強く持っていただくことが、スタートです。