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コラム”Ecoものづくり情報”

16.01.10

■工場の『最適化』へ向けて

 15年7月コラムで、『最適化』を意識し・・・工場の『最適化』(1)、『最適化』の忘れもの、工場の『最適化』の進め方(STEP)等を説明させていただきました。また、9月からは7回に渡って皆様にお伝えしたい『診える化』についてもお伝えしました。もう一つ私が最もお伝えしたい『最適化』ついて、これからもう少し詳しく改善事例を交えご紹介をさせていただこうと思います。

 

  今回は、『最適化』がどのようなことかのヒントを得た、印刷工程の省エネ・環境改善事例を紹介させていただき、工程の『最適化』のヒント・ポイントとしてお伝えさせていただきます。また、印刷工程の『最適化』については、HPの改善事例に概要を紹介させて頂いていますので、そちらも一緒にご覧ください。

 最も重要なことは、工場に在る要素・要因(省エネ・環境・品質・生産性・安全安心・健康健全)の全てが少しづつ良くなるように『最適化』することができ、働き易い職場・環境をつくっていくことです。

 

 最も重要なことは、工場に在る要素・要因(省エネ・環境・品質・生産性・安全安心・健康健全)の全てが少しづつ良くなるように『最適化』することができ、働き易い職場・環境をつくっていくことです。

 

 最も重要なことは、工場に在る要素・要因(省エネ・環境・品質・生産性・安全安心・健康健全)の全てが少しづつ良くなるように『最適化』することができ、働き易い職場・環境をつくっていくことです。

 

 最も重要なことは、工場に在る要素・要因(省エネ・環境・品質・生産性・安全安心・健康健全)の全てが少しづつ良くなるように『最適化』することができ、働き易い職場・環境をつくっていくことです。

 

16.01.25

■『最適化社会』へ

 工場の『最適化』は、「省エネ・環境・品質・生産性・安全安心・健康健全」の全てが、少しずつ良くなっていくことです。」とお伝えしました。一般には、「最適化(さいてきか、Optimization)」とは、関数・プログラム・製造物などを最適な状態に近づけることを言い、情報工学分野では、 情報システムの実行時間、メモリ使用量、スループットなどを改善すること。と言われています。工場は社会・地域の中に在るのですから、そこに在る地域・社会が共に『最適化』となっていくことが求められています。世界の全てが『最適化』を進めて行く、『最適化社会』が現在求められ進んでいるのです。

 

『最適化社会』とは 

私は、社会の中に在る要素・要因の全てが少しずつ良くなって「健康・健全で全ての人が幸せになっている社会」が『最適化社会』と考えています。社会の中にある要素・要因とは何か、社会には、山が在って、森が在って、自然が在って、水が在って、そこに人が居て、仕事をし、学び、育ち、家族・家庭が在り、職場には上司・部下・同僚・顧客・関連部署・関連会社やメーカ等様々な繋がりが在り、営みがあります。その全てが、「健康健全で幸せ」になる様に、全てのことを少しずつ良くしていくことではないでしょうか。社会の全てが、昨日より今日、今日より明日が、明日より明後日へ、少しずつ良くなっていくこが『最適化社会』と思っています

 私がお世話になったオムロンでは、『最適化社会』は以下の様に伝えて居られます。20世紀は、機械化社会、自動化社会、情報化社会と、3つのプロセスが急速に移行する100年でした。そして、工業社会の最終段階である情報化社会の後には、2005年からの「最適化社会」、そのあと2025年からの「自律社会」へ移行すると予測されています。現在の日本は、情報化社会を経て、その次の「最適化社会」に入りかかっていると言えます。

 

 工業社会において人類は物質的な豊かさを手にいれました。一方で、エネルギー、資源、食料、人権などのさまざまな問題が未解決のまま取り残されています。最適化社会では、こうした負の遺産が解決され、効率や生産性を追い求める工業社会的な価値観から、次第に人間としての生きていく喜びを追求するといった精神的な豊かさを求める価値観が高まると予測しています。「個人と社会」「人と自然」「人と機械」が最適なバランスを保ちながら融合する最適化社会において、オムロンは独自の技術で貢献していきたいと考えています。

 

 最適化社会は、人間と機械が理想的に調和した社会であり、生産性や効率の追求に代わって、人間としての新しい生き方や自己実現が相対的に重要になります。そのとき人間は、より本質的な欲求、例えば、健康で幸せに長生きしたい、快適な生活を送りたい、生涯学習を受けたい、楽しい余暇を過ごしたい、といったことを重要視するようになると予測しています。 オムロンでは、「安心・安全、健康、環境」をより確かなものにするために、 「個人と社会」「人と自然」「人と機械」が最適なバランスを保ちつつ、人間に限りなく近づく技術の確立と、人間の本質的な欲求にこたえる事業の展開を大切にしています。

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