コラム”Ecoものづくり情報”

20.07.10

■ エネルギー管理体制の把握

 省エネ革新活動の第2STEPは、エネルギーの使用状況、生産現場の実態を掴み、「現状の把握」を正しく行うことがとても大切で、「現状把握が正しくできなければ、課題の解決は出来ない。」と、前月もお伝えしています。

 

 エネルギー使用・活用・ロスの現状把握については、先ず、取組への体制全般を知る、エネルギーの管理状況から見てみましょう。

エネルギーの使用状況を管理する運用実態を正しく知るには、エネルギーの管理体制を診断するフォーマットによって、正しく知る、評価することが良いでしょう。エネルギー使用の管理体制の強み、弱みを知って、課題とする領域について取組強化を具体的に進める計画を行い、着実に実行を進めていただくことがとても重要なことです。

そのエネルギー管理体制診断には、「省エネ管理体制診断シート」を参考にして見てはいかがでしょうか。

「省エネ管理体制診断シート」には、以下の管理状況内容を確認していただくことになります。

 

エネルギーの管理体制    

  ・管理体制      ・・・組織の有無、トップの意思表示、関連部署の連携、活動記録、計画的人財育成 等

  ・運転管理      ・・・運転基準、運転を管理する人、最大電力管理、基準の見直し 等       

  ・計測、記録     ・・・エネルギー使用量、設備稼働時間、個別エネルギー量、設備運転状況データ、精度管理 等

  ・保守、管理     ・・・保守点検基準、保守点検記録、図面整備、補修・更新計画 等     

  ・見える化       ・・・エネルギーのグラフ化、過年度データ比較、データ状況共有、原単位管理、データ更新 等   

  ・管理サイクル(PDCA)・・・目標設定、目標見直し、設備改善、改善効果 等

20.07.25

■ エネルギーの現場観察 

 省エネ革新活動の第2STEPとしてエネルギーの管理体制・エネルギー管理状況の把握ができ、エネルギー管理体制の課題が明確になれば、その課題対応を行う前に、もう少し現場の実態=現実を把握してみることがとても重要です。そこで、エネルギーの現場観察を通じて、エネルギーの使用状況、生産現場の実態をよく観察し、現場の課題把握を正しく掴むことをしてみましょう。

 

 エネルギーの現場観察において重要なキーワードとなるものは、「エネルギーの見える化」です。

「見える化」は、現場の現実・現物を良く見て、データや事象から、事実を人の目に入り易い様にしていくことです。そして「エネルギーの見える化」は、各エネルギー(電力・ガス・重油・水・エアー)の年、月、日の使用状況や使用量等を分類、グラフ化したり、リアルタイムにデータを表示して、エネルギーの使用状況をリアルに知ることです。

私は、現場での「エネルギーの見える化」が出来ていれば、エネルギーの管理体制や状況の把握が出来ていること言っても過言ではないと思っています。しかし、単にエネルギーの見える化システムを導入設置することだけを「エネルギーの見える化」と言っているのではありません。「真の見える化」とは、問題・課題の本質が見えることで、改善活動へと繋げ易くなって、問題・課題の本質への対応や改善を加速していくことができることが重要なことで、「見える化」の工夫と進化を進めていただくことがとても大切なのです。

「エネルギーの見える化」の進化については、またの機会にお話しをさせていただきます。

 

 エネルギーの現場観察には、エネルギーの計測、記録見える化を行い、現場の課題・運用の課題・体制の課題を正しく捉え、課題に対しての具体的な対応アイデアを探って行けることが大切で、以下の内容が必要になります。

 

■エネルギーの現場観察

   ・計測、記録 ・・・エネルギー使用量、設備稼働時間、個別エネルギー量、設備運転状況データ、精度管理 等  

   ・見える化   ・・・エネルギーのグラフ化、過年度データ比較、データ状況共有、原単位管理、データ更新 等

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